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阿南澄子さん(食堂経営)

Category : 心に添う 福祉という仕事
障害乗り越え食堂開く

希望のおばちゃん

体にいいもの食べてほしい

 「私の作った野菜を食べてほしい」と食堂をオープンして1年目になる阿南澄子さん(宇都宮市海道町)は20年前、キノコ採りに出掛け滑落し身体に障害を負った。「命拾いしたのは使命があったから」と奮起。8年前から野菜づくりを始め、昨年6月に『おふくろの味・希望(のぞむ)』を開いた。いずれ店や畑を基盤に、心身に障害を持つ人たちの働く場所づくりにできればという夢がある。




ハンバーグ定食


 約300坪の荒れた土地を借り、自らクワを手に開墾し、自然農法に近い野菜づくりをする。種を蒔いては鳥に食べられる。苗の間は周囲の雑草を抜き肥料を与えるが、その後は伸びるに任せ、「農薬は使いたくないから」と虫に食われても構わず、雑草の間をかき分け生長した野菜だけを収穫する。「手塩にかけ育てた野菜より、強い野菜は美味しい」と少々虫に食われても店の食材として使う。
 メニューは、阿南さんが育てた野菜をたっぷり使ったうどん定食(500円)、すいとん定食(600円)、創作カレーセット(650円)、豚の焼肉定食(780円)、ハンバーグ定食(780円)、ちたけうどん(1200円)の6種類で、いずれも小鉢、香物、コーヒーが付き、豚の焼肉、ハンバーグ、ちたけうどんには手作りケーキも付ける庶民感覚だ。ケーキはジャムが売りで、フキノトウやウド、タケノコといった季節の野菜をジャムにした手作り。
 「努力だけはしています」が口癖の阿南さん。客からケーキが甘すぎてジャムの良さが死んでしまうと言われ、ヨーグルトを入れたり試行錯誤をし、旬野菜のジャムを生かす方法を見つけた。
 「私の店では体に良いものを食べてほしい。だから、夏でも温かいうどん。温かい食べ物を提供していきたい」と話す。うどんやすいとん汁の出汁はホウキタケやシイタケなどキノコを柱に鰹節で取る。
 料理人としての修業はしていない。主婦として台所を預かった舌と目と腕と心で調理する。「野菜の嫌いな子に、野菜を美味しく食べさせる調理法」など愛情料理の実践がここにある。
 生きていたのが不思議だと医者にも言われた20年前の事故。「生かされたこの命、私には使命があるはず」と選んだのが、畑で作物を育て、野菜でジャムを作り販売する。「障害があるというだけで、働きたくても働く場所が無い人たちに働く場所を提供したい」と、熱く語る。現在は、「どこから始めれば良いのか分からない」ので、阿南さんの夢の伴走者を探している。
 年中無休。午前11時半から午後2時営業。問い合わせは、TEL.090・4619・5076(阿南さん)まで。
 
 



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過去に掲載されている人たちは野田が新聞記者時代に取材した人達です。すべての人が現在進行形(ing)で活躍しています。「それぞれのing」は、そんな人たちのちょっとだけ前のお話ですが、記事はそのまま情報として掲載しておきます。これからブログは、日記のやうに、、気ままに使わせていただきます。

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