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晃陽職業センター

Category : 心に添う 福祉という仕事
 商品開発から製造まで

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 昭和56年、身体障害者の職業リハビリテーションの支援を目的として創設。一般企業への就職、自営の際スムースに移行できるように、施設内は一般企業に近い環境にし、利用者の作業、施設内の生活には一般企業の基準を用い、福祉施設であることの甘えを排除している。「最近は『居場所』を求めて入所してくる人もいますが、20年後の人生を考えなさい?と自己の将来設計、目標を持たせ充実した日々が送れるよう支援しています」という外口琢郎さん(64歳)。
 バブル最盛期には受注が増え過ぎ、一般企業に外注するほど忙しく、年商も7000万円超の時代もあった。「最近は下請けも断続的になり、入所者を手放しで受け入れられる状況ではありません」とも。
 全職員が一般企業での実務経験者で利用者も半数が企業経験者。自動包装機械やポンプ等の設計をしてきた人など指導員を超える技能を持った人もいる。単純作業の下請けのみならず、新商品の開発、設計も手掛ける。「後で特許申請しようと思いながら、申請せずに終わってしまった商品もいくつかあって悔やまれます」と外口さん。IT関連やメカトロニクス商品の開発に精通している利用者もおり、企業からの声を待っている。
 バイオ業界が元気だったころ、理化学機械も開発した。平成十五年に商品化したものに、一定の温度を保ちながら振るい動かす振とう器とインキュベータ・シェーカーがある。これも『悔やまれる商品』の一つだ。このほか4色刷りのワイヤードットプリンターのメカ部の設計やカメラの中の小さなモーター(コアレスコイル)なども開発設計した。また、生産技術上の工夫が功を成した製品も数多くある。発注元で十分練られた生産ラインでも、晃陽職業センターに移設されると、携わる利用者の障害に合わせたラインの改造が必要になる。その改造は、障害を持たない人にとっても有用で、これを目にした取引先の企業から自動組み立て機械製作を依頼され、4社に8機種収めた実績がある。現在はパン製造機を開発中。
 利用者への還元額は、1分1円+評価+出来高で、一人1分当たり7円から15円(最盛期は32円)で、一日の労働時間は320分。
 「福祉施設というと弱者の集団を想定し、保護の対象と捉えられがちですが、私たちは技能集団です」と胸を張る。

晃陽職業センター身体障害者通所社会就労センター
理事長兼施設長/外口琢郎
支援員    /山田文夫
        多田六平
        半田 薫
〒321-3233
宇都宮市上篭谷町3792
TEL.028-667-5151



【2007年4月6日掲載】




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Author:のだたけし
過去に掲載されている人たちは野田が新聞記者時代に取材した人達です。すべての人が現在進行形(ing)で活躍しています。「それぞれのing」は、そんな人たちのちょっとだけ前のお話ですが、記事はそのまま情報として掲載しておきます。これからブログは、日記のやうに、、気ままに使わせていただきます。

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