FC2ブログ

スポンサーサイト

Category : スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

竹下鹿丸さん(陶芸家)

Category : とちぎの作家
益子原土を薪窯で焼成

鹿丸さん

 益子の陶芸家・竹下鹿丸さん(31歳)の個展が23日から2月1日まで、ギャラリータスタス(鹿沼市天神町1709、TEL0289・64・0022)で開かれる。鎌倉時代や室町時代の大壺などの造形が好きで陶芸を始めた竹下さん。独立後4年目で益子陶芸展審査員特別賞を受賞するなど、伝統美と力強さを併せ持った作風で、若手の有望株として注目されている。

伝統美と力強さ

 益子陶芸展審査員特別賞受賞は励みになったという竹下さんは、高校時代には「陶芸家になろう」と決めていた。
 実父も陶芸家で、穴窯も工房も二人で使う。年3、4回の窯焚きは、父子で交代しながら1週間昼夜問わず焚き続ける。薪は火持ちがいいことから、カシやクヌギ、ナラ、サクラなど硬い木材を使う。「薪は燃えれば何でも良い」が、木の種類によって灰の色や溶ける温度帯が違うため、変化に幅が出て好きという。
 窯焚きの際、ピークでも1230度と余り高くは上げない。高温で長時間焚き続けると、窯変などのテカリや灰が均一に溶けてきれいな灰釉になるが、「ザラついた質感が好き」という竹下さんは、灰が溶けるか溶けないかという微妙な焼き方をする。
 土は益子町で自らスコップと土のう袋を手に採掘してくる。「タダ同然で仕入れてきますが、練るまでの土づくりには手間が掛かります」。原土の精製は水に漬けるのではなく、叩いて、粗い篩(ふるい)を通し大きな石だけ取り除き、一切ブレンドせず使う。
 「益子の原土は灰との相性が良くないので、焼締などには向かないといわれていますが、南蛮風の物を焼きたいときには面白い土です」。また、耐火度が低く、収縮率が大きいため成形後の乾燥時に割れが発生しやすい。可塑性が低いため成形自体が難しいなど問題があり、敬遠されがちの益子原土だが、「できれば地元の土で面白い物が焼ければ」と今回の個展では、益子原土を使った大壺や花入れなどを中心に出品する。
 鎌倉時代や室町時代の瓶や大壺の造形が好きで、大壺は必ず作るが、基本的には「今作りたい物を作る」。卸しは一切せず、年4回ほどの作品展でのみ販売している。



【略歴】
1977年 益子町生まれ
1996年 茂木高校卒業
1998年 県立窯業指導所卒業
2000年 穴窯を築く
2002年 第4回益子陶芸展で審査員特別賞受賞
2005年 益子陶芸美術館で竹下鹿丸展開催
2006年 第6回益子陶芸展入選
スポンサーサイト
プロフィール

のだたけし

Author:のだたけし
過去に掲載されている人たちは野田が新聞記者時代に取材した人達です。すべての人が現在進行形(ing)で活躍しています。「それぞれのing」は、そんな人たちのちょっとだけ前のお話ですが、記事はそのまま情報として掲載しておきます。これからブログは、日記のやうに、、気ままに使わせていただきます。

最近の記事
カテゴリー
最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
最新コメント
FC2カウンター
ブログ内検索
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。